海外引越しの注意点

 日本国内の引っ越しと、海外への引っ越しで、最も大きな違いといえば、通関手続きがあります。
国内の引っ越しであれば、原則的にどのような荷物であろうと運ぶことは出来ます。
しかし、海外へ引越しをする場合には、荷物の種類によっては引っ越しできないという場合も、ない話ではありません。

 まず、海外へ持ち出すことができないというものがあります。
それは、違法薬物はもちろんですが、拳銃や偽造通貨やわいせつDVD、偽ブランド品、そしてスプレーやベンジンなどの発火性の高いものです。
これらは引越しの時に限らず、海外旅行のときにも持ち出しができません。

 次に、特別な手続きが必要となるものです。
まずはお米です。
お米の場合には、食糧事務所へ届出をしなければなりません。
医薬品に関しては、あまりに多い量の薬ですと、転売目的と疑われますので、多い量を持っていく場合には、厚生労働省へ届出が必要です。
化粧品も気をつけたいところです。
あまりに1種類のものを大量に持ち出すと、これも転売の恐れありと判断されます。

 動物検疫や植物検疫が必要なものというのもあります。
肉製品や乳製品などが、それに相当します。
ドライフラワーや生木の彫り物、殻のついたアクセサリーなども必要となります。

 引越しをする際には、ダンボールに梱包をすることとなります。
梱包の際に、上記の物を入れないようにすることはもちろんのこと、それ以外のものについても、梱包証明書というものを記入しなければなりません。
ダンボールごとに番号を振っていき、その番号のダンボールの中に何が入っているかを、詳細に記入します。
本やアルバム、そしてスーツといった具合です。
数量と保険金額も記入します。

 引越し業者では、万が一のときのために、荷物に対して保険をかけています。
その金額は、最大で補償される金額となりますので、納得できる金額を書きましょう。
最後に、合計の保険金額と自分の署名を入れて、終了です。

コメントを残す