引越しのトラブル例:荷物の積み残し

 引越しの時は、引越し業者もあわただしいものですし、依頼をした人間もあわただしいものです。
そんなあわただしい状況の中ですと、普段では起こらないミスやトラブルというのも、発生する可能性は高くなります。
そんなトラブルの1つとして挙げられるのが、荷物の積み残し。
引越しのトラックに載せてもらうはずだった荷物を、載せてもらうのを忘れてしまった場合です。

 例えば、このような実例があります。
引越しのときに、うっかり自分の自転車を積むのを忘れてしまったという場合です。
この場合、引越しのトラックが行ってしまった後ならば、別途運ばなければなりません。
自分で車を持っていれば、そこに積めばいいのですが、車を持っていない場合には、宅配便などを利用することとなります。
小さい荷物ならばまだしも、自転車のような大きくていびつなものは、宅配料金もかさみがちです。
せっかく引越し料金を安く抑えられても、宅配料金で10000円くらいかかってしまっては、元も子もありません。

 では、荷物の積み残しがないようにするには、どうすればいいのでしょうか。
このケースに該当しそうな荷物というのは、外にある大きな荷物などです。
自転車もそうですし、使っていない季節性の家電というのも、忘れてしまいそうな荷物です。
こういった荷物は忘れないように、あらかじめ荷物リストというのを作成しておき、その一番上に書き入れておくことです。

 また、積み残しとは別なのですが、場合によっては引越し業者が運んでくれないものというのもあります。
それは、引火性の高いもので、ガスボンベや石油ストーブなどがそれに該当します。
仮にそのような荷物があるのであれば、引越し前に処分をしてしまうか、自分たちで運ぶかしないといけません。
いくら綿密にチェックしても積み忘れてしまうことはあります。
そんなときに備えて、転居先へは自分たちの車で移動をしましょう。
そのときに最終的なチェックをすれば、忘れた荷物をピックアップできます。

引越しのトラブル例:延期・キャンセル

 引越しをするには、いろいろと準備をしなければなりません。
自分だけで引越しができるほど荷物が少ないのであれば、別に構いません。
しかし、そうでないのならば、引越し業者を決める必要があります。
業者を決めたら見積りを取って、そこから契約をして、最終的な引越しの日取りを決めるという段階になります。

 しかし、すべてが予定通りにいくとは限りません。
引越し直前に身内に不幸があったり、台風が接近しそうなのでキャンセルや延期をしたいという場合があります。
そういう場合、引越し業者はどのような対応を取ってくれるのでしょうか。

 「標準引越運送約款」によると、こういった事態の場合、以下のような料金を請求することができるようになっています。
引越し前日にキャンセルという場合には、引越し料金の10パーセント以内、それが引越し当日となると、引越し料金の20パーセント以内というような料金が発生します。
ここで気をつけたいのは、これは延期も含まれるということです。
ちなみに、2日以上前であれば、このような違約金の性格の料金は請求されません。

 ただし、前述のように、引越しというのは時間がかかりますので、事前にいろいろと段取りを打ちます。
引越し当日の数日前に、スタッフが食器などの梱包をするという業者もあります。
このように、すでに実施してしまったサービスに関しては、そのサービスに費やされた費用というのを請求される可能性があるのです。
また、引越しの業者によっては、引越し前にダンボールやクラフトテープを無料でおいていってくれたり、契約のときに何かものをくれたりすることがあります。
こういった物品は、返却をするか、実費で買取をしないといけないということになっています。
もちろん業者によっては、そうしないところもあります。

 理由は、どんな理由であろうと関係ありません。
自分の都合であろうが身内の不幸であろうが、請求はされてしまいます。
ただし、業者によっては、延期の場合のキャンセル料は相談次第でとられない可能性もあります。

引越しのトラブル例:料金

 引越し業者との間で起きるトラブルの一つに、料金の支払い方法があります。

 特に、一度荷物を見て費用の見積もりをしてもらうために、訪問見積もりサービスを利用する際には注意が必要です。
訪問見積もりを行う際に、内金・手付金を請求してくる業者があります。

 これは、他の業者に顧客を取られたくないために、キャンセルを行えないようにしてるのです。
しかし実際、そのような行為は国土交通省が定めた標準引越運送約款で禁止されいます。
具体的には、キャンセル料を前々日までは無料とする、と定義されています。

 しかし、よくわかっていなかったり、業者がうまく誘導することで支払ってしまうというケースがよくあります。
そしてキャンセル時に、引越し前日でもないのにその内金・手付金の金額を返金しない事例もあります。
これは実質キャンセル料を支払っているようなものなので違法です。

 さらに、見積もりを申し込む際に、荷物が少ないとイメージをさせてしまったり自宅の立地を伝えていないために、追加料金が発生するケースがあります。
普通、業者はどのくらいの荷物があるのかといった情報に合わせて人員の数や作業時間を考え、料金を見積もります。
しかしその情報に誤差があったり、伝えられていない情報があると、当然作業時間が長くなります。
したがって、後から料金を請求する可能性もあります。

 見積もり内容に記載されていなければ、基本的には支払う必要はありませんが、特に電話で申し込んだときに起こりやすいので、やはり実際に見てもらって見積もりを出してもらうことが安全です。
このように、引越しの際に料金でのトラブルは起こりやすいのです。
トラブルが起きないためにも、見積もりの内容がどのようになっているのかを業者にしっかり確認することが大切です。
前払い金や後から追加料金を請求される可能性もあるので、料金の支払い方法については事前によく調べておくことが、トラブルを解決することに役立ちます。

引越しのトラブル例:荷物の破損

 新年度が始まると一人暮らしや心機一転、その他の理由などで引越しを考えたり実行したりする方達が多い時期でもあります。そして、引越しに必要なのは、業者に頼むことと運ぶ荷物の確認です。そして、これだけれはなく引越し時には様々なトラブルや見積もりの確認等知らなければならないことが意外と多くあります。

 引越し業者のサービスには引越し作業と荷降ろし作業だけではありません。これに加えて、付帯サービスというものがあります。これは、私達利用者が使用する雑貨や家具等の取り付けや破損時に解決してくれるサービスもそのひとつです。又、より具体的に説明致しますと、引越しに関わる物品の販売及びサービスの提供という説明が一番近いと思われます。
このようなサービス最近の業者に通常付随していますので、業者によってそれに関する質問をするのも良い選択です。

 引越し業者又は、自分が何らかの理由により荷物が破損してしまった場合に付帯サービスの内容によっては、修理、家具であれば再取り付け、金銭による補償等様々なトラブル回避の方法があります。
そして、業者は一般的には引越し後3ヶ月以内に荷物破損や紛失があり、更にそれが業者由来によるものの場合には1年以内に補償することの取り決めがあります。しかし、利用者の方によっては、業者と争う形になることを恐れて物が業者の作業が原因で壊れたと分かったいても何も言わずに自分で買い直したり、修理費用を自己負担にする場合が多いです。しかし、業者側もそのことによる争いはイメージダウンから会社の売上に関わってくると考える会社が多いので比較的補償へスムーズに移行出来る場合がほとんどと言われています。

 又、そのような理由から誠意ある対応を行う業者はありますが、必ず良い対応をしてくれるということでありませんので、その場合は消費生活センターなどに訴えるという方法もあります。
しかし、一番良いのは壊れやすい荷物を予め業者と一つ一つ確認していき、注意して協力していきながら作業を行うのが良い方法といえます。